moon~満ちる日舞う少女~【中】
美「いーよ」
真輝「そうか!…俺は夜舞幹部!よろしくな!」
夜舞幹部?!!なんかオーラは出てるけど…普段は普通の高校生から大学生に見える…。いや、そういったら南も美月も奈津君もだけど…夜舞ってのはオンとオフも上手いんだなぁ。
香「お、俺は川見香月…月龍幹部…」
真輝「なんで弱々しいんだ?」
奈「香月、俺らはどこに所属してようと、仲良くしたいって思ってる奴に、区別する気はないよ。」
南「そうやそうやー。」
真輝「おう!じゃあ香月だな!…つーか、香月は奈津と知り合いなのか?」
奈「幼馴染み」
真輝「あー!そっか、美月と奈津が幼なじみなら、香月と奈津が幼馴染みでもおかしくないな」
南「でも、香月は俺や美月はともかく。奈津と真輝と知り合いってのは隠さなあかんよ」
真輝「確かにな」
香「そうだな」
なんだか悲しいな…。友達のことを仲間に言えないってのは…。
真輝「いつか、言える日が来るよ」
美「そうだね。…」
真輝「俺先行ってるから、奈津はあとから来いよ」