気になる彼は同居人!?
「えっ……」
「……は?」
2階に上がろうとしたのをやめて、驚いた顔で私を見るのは例の転校生で…。
待って!!?何がどうなってるの!?
今は夜の9時を過ぎた頃。
私は一人暮らしのはずなのに、家の中には望月 陸君。
ああ、そっか!分かった!
「家、間違っちゃった?」
「アホか」
もうそれしか有り得ないでしょ!って勢いで聞くけど、その一言で会話は切られる。
色々待って…学校のあの時と雰囲気も口調も違すぎない?