記憶が無くなっても君が好き
「美麗ってさ、前までなんか独特な世界の中で生きてる人だと思ってたけど、最近人間らしくなったよね」
可愛い顔をして笑いながら
安心したかのように笑いながら言った。
「私は元から人間だよ!」
私が少し怒ったような口ぶりで言ってみると、
「わかってるわかってる」と未だに笑う結生。
そんなに変わった気はしなかったけど、
もしかしたら結生の言っていた通り
私は少し人間らしくなったのかもしれない。
「てか、今何時?」
「もうすぐ6時になるよ?どうかしたの?」
急に何かを思い出したかのようにして私に時間を聞いてきたかと思ったら
「やば……今日お母さんに夕飯作るの頼まれてたの忘れてた……早く帰らなきゃ!」と言って急いで勉強道具を片付けて帰っていった。
私ももう少し勉強したら帰ろうかな…。
可愛い顔をして笑いながら
安心したかのように笑いながら言った。
「私は元から人間だよ!」
私が少し怒ったような口ぶりで言ってみると、
「わかってるわかってる」と未だに笑う結生。
そんなに変わった気はしなかったけど、
もしかしたら結生の言っていた通り
私は少し人間らしくなったのかもしれない。
「てか、今何時?」
「もうすぐ6時になるよ?どうかしたの?」
急に何かを思い出したかのようにして私に時間を聞いてきたかと思ったら
「やば……今日お母さんに夕飯作るの頼まれてたの忘れてた……早く帰らなきゃ!」と言って急いで勉強道具を片付けて帰っていった。
私ももう少し勉強したら帰ろうかな…。