記憶が無くなっても君が好き
*
雛乃が帰ってから1時間ほど経った。
私はまだ帰れない。部活が終わらないから。
うちの学校の吹奏楽部は強豪校らしい。
他県からわざわざ学びに生徒が来るほどらしい。
こんなに曖昧に言ってるのには理由がある。
私が楽器以外に興味が無いから。
それ故に部員の顔と名前が一致しない。
最低と言われれば最低かもね。
「まぁ、いいんだけど。」
私はコンクールとか興味ないし出ないから
みんなが合わせてるときはいつも人気の少ない場所にいる。
今日は3年生の教室にいた。
そんなに静かじゃ無さそうって思われがちな教室。
だけど、実は割と静かで風も通って気持ちいい。
雛乃が帰ってから1時間ほど経った。
私はまだ帰れない。部活が終わらないから。
うちの学校の吹奏楽部は強豪校らしい。
他県からわざわざ学びに生徒が来るほどらしい。
こんなに曖昧に言ってるのには理由がある。
私が楽器以外に興味が無いから。
それ故に部員の顔と名前が一致しない。
最低と言われれば最低かもね。
「まぁ、いいんだけど。」
私はコンクールとか興味ないし出ないから
みんなが合わせてるときはいつも人気の少ない場所にいる。
今日は3年生の教室にいた。
そんなに静かじゃ無さそうって思われがちな教室。
だけど、実は割と静かで風も通って気持ちいい。