遠い幼なじみ
すると、私のママがお風呂にはいっていたくせに飛んでやってきた。


「そんなに勝利君に会いたいの?」

そう言われた。

私は正直に

「会いたいよ。今すぐにでも。」

そう言った。





すると、私のママは思いがけない一言を言った。








「会いに行けば?」






私は意味がわからずポカーンとした。


「えっ......?」



聞き返してしまった。


「だから会いに行きな!」


そうママから言われた。

すると、ママは一つの申し込み用紙を持ってきた。


「これは今年の勝利君のソロコンサートの チケット申し込み用紙よ、」


私はビックリして、


「どうすればいいの...」



そういうと、ママは

「勝利君にこれで会いに行きなさい?
締切間近だからママが申し込んであげようか?」


そう言った。

だから、私はほんと、嬉しくて泣き目でママに抱きついた。

「ありがとう...!」

すると、ママは


「これで、花梨の思い伝えて来なさい?」


と言った。


私は何回も頷いた。

「うん...!!私行ってくる!!」


< 6 / 17 >

この作品をシェア

pagetop