僕らの夏は、紛れもない青春だった。
「あっちぇ…。」



「ダメだ、馬鹿。
 暑いって言うと更に暑くなるだろぉぉ!」



「いや、叫ぶなよ。お前が一番暑苦しいわ。」



「…寒い!俺は究極に寒い!
 まるで北極にいるみたいだ!」



「俺も寒い!暖炉がほしい!火が欲しい!」



「あっちぇ…。」



「「黙れ!お前!」」



「人が暑くならないよう、努力してんのに!」



「虚しいだけだろぉ、、、。」




「あっちぇ…。」



「あっちぇ…。」



「あっちぇ…。」

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