その笑顔はいつかの金魚に
金魚係
「あの、棚橋くんには金魚係をやってもらおうと思うの」

転校してきて一週間くらい経ったころ、先生はそう言った。
「は...?」
「もう他の子たちはだいたい係決まったし、いきなり大変な係はできないでしょ」
「いや、あの、金魚係って」
「大丈夫。鹿野さんも金魚係だから、わからないことがあったら鹿野さんに聞けばいいわ」

高校生にもなって金魚の世話って...
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