黄金のラドゥール
しばらくして、扉を開けハルが顔を見せた。
「コウジュン?
、、もうお仕事してるの?」
彼女を見た途端、顔が緩みそうになる。
その姿は薄い寝着一枚のままだった。
自分も笑えた格好ではないな、と開けっ放しの襟元を正す。
「起こしてしまったか?
まだ随分早い時間だが。」
まだ眠いのだろう、彼女は目をこすりながらこちらへとやって来る。
白い朝日に照らされ、布越しにうっすら身体のラインが浮かび上がった。
思わず息を飲む。
興味深い対象ではあったが、突然そこに今までとは違う女性らしさを感じさせられる。
小さな身体がぶるっと震えた。
「ああ、これを羽織るといい。」
そばにあった肩かけで覆ってやる。
身体はすっぽりと覆われた。
ほっと小さな吐息が聞こえた。
「コウジュン?
、、もうお仕事してるの?」
彼女を見た途端、顔が緩みそうになる。
その姿は薄い寝着一枚のままだった。
自分も笑えた格好ではないな、と開けっ放しの襟元を正す。
「起こしてしまったか?
まだ随分早い時間だが。」
まだ眠いのだろう、彼女は目をこすりながらこちらへとやって来る。
白い朝日に照らされ、布越しにうっすら身体のラインが浮かび上がった。
思わず息を飲む。
興味深い対象ではあったが、突然そこに今までとは違う女性らしさを感じさせられる。
小さな身体がぶるっと震えた。
「ああ、これを羽織るといい。」
そばにあった肩かけで覆ってやる。
身体はすっぽりと覆われた。
ほっと小さな吐息が聞こえた。