黄金のラドゥール
「な、横取りだと?
私のラドゥールである娘を誰が?」
「失礼ながら、まだ床を共にはされていないのでしょう?」
「・・・」
沈黙を肯定と受け止めた。
「ふー、、
社交界のそれなりの方々の中にも大変興味深くみていらっしゃる方々はいらっしゃいます。それなりの方々なので、権力を駆使されれば如何様にもやり方は無くはないかと思われます。なので、お早めにと申し上げているのです。」
ユンハも驚きを隠せない。
「まさか、、寝室を同じくされていて、、
私はてっきり、、」
そのとき、がちゃりと扉が開けられた。