黄金のラドゥール
不在
ユンハが警護についてくれることになった。
そうしてコウジュンがそばにいる時間がぐんと減った。
皇子として色々な行事や視察、やるべきことがたくさんあったようで、それまでが無理をして傍に居てくれていたことがわかった。
それでも部屋は同室のまま、朝は早くから、夜は遅くなってようやく部屋に戻ってきているようだった。
私が起きるといつも、壁側の横長のソファにはコウジュンが寝ていたのだろう跡が見られたから。
大きなベッドを私に譲ってくれて、コウジュンはいつもその横長のソファで眠る。
それでは身体が保たないんじゃないかと心配になるのだけど、顔が見れる時にはまだ戻ってきていないので話もできない。
そうしてコウジュンがそばにいる時間がぐんと減った。
皇子として色々な行事や視察、やるべきことがたくさんあったようで、それまでが無理をして傍に居てくれていたことがわかった。
それでも部屋は同室のまま、朝は早くから、夜は遅くなってようやく部屋に戻ってきているようだった。
私が起きるといつも、壁側の横長のソファにはコウジュンが寝ていたのだろう跡が見られたから。
大きなベッドを私に譲ってくれて、コウジュンはいつもその横長のソファで眠る。
それでは身体が保たないんじゃないかと心配になるのだけど、顔が見れる時にはまだ戻ってきていないので話もできない。