黄金のラドゥール
なぜアユールがそこにいたのか、周囲を捜索したがおかしな箇所は見当たらなかった。

ハルはどこへ連れ去られたのかー、、

「此処では無いのかー、、」


ひと際高らかなファンファーレが鳴り響く。
儀式の開始時間が迫っている。


ラドゥールの行方はまだわからない。






「ハル、、

どうか、無事でー、、」




コウジュンはぎゅっと拳を固めた。


「国王陛下に謁見する!」

バサリとマントを翻した。

ガインがその後に続く。


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