黄金のラドゥール
「どうぞこちらをお使いください。」
アユールが肩掛けを拾い上げそれですっかり包むように巻いてくれる。
「昨夜の儀式で、私は彼女を妃として受け入れると誓った。お前たちもよくわかっているはずだ。」
「ですが!もしコウジュン様の身に何かあれば!」
「ひとまず調査だけでもーー」
ユンハとガインの瞳には、彼を思う気持ちが見えるようだった。
「お前たちが私を思ってのことはよくわかっている。だがーー、
ん?、、ハルと言ったね。なんだね?」
その澄んだように青い瞳に感じていたことそのままを口にしてしまう。
「どうしてあなたは私のことを守ろうとしてくれるの?
その人たちはあなたのことを大切に思って、私のことは信用できないと、、
さっきは謀れば死罪だとも言っていたのに、あなたは疑わないで受け入れようとしてくれてる。
どうして??」
コウジュンは目を見開いた。
ユンハも目を見張った。
周りに味方のいないこの状況で、しかもコウジュンだけが彼女をかばっているというのに、自らそんなことを言い出すとは。
ガインも驚いて固まってしまっている。
アユールが肩掛けを拾い上げそれですっかり包むように巻いてくれる。
「昨夜の儀式で、私は彼女を妃として受け入れると誓った。お前たちもよくわかっているはずだ。」
「ですが!もしコウジュン様の身に何かあれば!」
「ひとまず調査だけでもーー」
ユンハとガインの瞳には、彼を思う気持ちが見えるようだった。
「お前たちが私を思ってのことはよくわかっている。だがーー、
ん?、、ハルと言ったね。なんだね?」
その澄んだように青い瞳に感じていたことそのままを口にしてしまう。
「どうしてあなたは私のことを守ろうとしてくれるの?
その人たちはあなたのことを大切に思って、私のことは信用できないと、、
さっきは謀れば死罪だとも言っていたのに、あなたは疑わないで受け入れようとしてくれてる。
どうして??」
コウジュンは目を見開いた。
ユンハも目を見張った。
周りに味方のいないこの状況で、しかもコウジュンだけが彼女をかばっているというのに、自らそんなことを言い出すとは。
ガインも驚いて固まってしまっている。