黄金のラドゥール
「ではふたりとも、異存はないな。
今後もハルは私のそばに置いて警護を継続する。

警備を堅くし特に皇太子側からの接触を防ぐ。私がハルのそばにいるが、万一に備え、ユンハも警護に当たるように。」

「かしこまりました。」


「コウジュン様、儀式再開についてはどうされますか?」
ガインが入った。

「ガイン、先日の儀式での神官長について調べはついたか?」

「はい、そちらもコウジュン様の予想された通りでした。」
ガインが頷いた。
< 81 / 238 >

この作品をシェア

pagetop