沢山の初めて
どでかい段ボールが一つ。
何あれ、コワイ。
宅配便の送り状が貼り付けてある。
私宛。
差出人は…お義父様??
(再度、元になる予定の)旦那様の父である。
宅配便は荷物を玄関先に放置したりしないはずよね。
ガムテープも貼られていない上から、恐る恐る中を覗くと。
丸まった人間ひとり。
健やかに眠っておられました。
よし、放置しよう。
今日も疲れたし。
見なかったことにして家に入ると、ケータイの着信アリ。
お義父様…。
『もしもし、ご無沙汰しております。』
〝やぁ、雛菊さん久しぶりだね。荷物は届いたかな?〟
実に楽しそうな声が聞こえてきた。
『…処分しても構いませんか?』
〝あっはははっ!やっぱり不要品だったかな。生ゴミの日まで置いてから、捨ててやってくれ。よろしく~。〟
そのまま切れる通話。
生ゴミって今日出したから、あと3日は来ないわ。
困ったわね。
何あれ、コワイ。
宅配便の送り状が貼り付けてある。
私宛。
差出人は…お義父様??
(再度、元になる予定の)旦那様の父である。
宅配便は荷物を玄関先に放置したりしないはずよね。
ガムテープも貼られていない上から、恐る恐る中を覗くと。
丸まった人間ひとり。
健やかに眠っておられました。
よし、放置しよう。
今日も疲れたし。
見なかったことにして家に入ると、ケータイの着信アリ。
お義父様…。
『もしもし、ご無沙汰しております。』
〝やぁ、雛菊さん久しぶりだね。荷物は届いたかな?〟
実に楽しそうな声が聞こえてきた。
『…処分しても構いませんか?』
〝あっはははっ!やっぱり不要品だったかな。生ゴミの日まで置いてから、捨ててやってくれ。よろしく~。〟
そのまま切れる通話。
生ゴミって今日出したから、あと3日は来ないわ。
困ったわね。