嘘つきな恋人
私は家事をしてから少し眠ることにした。
シーツなど、洗ったけど、
枕に少し裕人さんの匂いが少し残っていた。

私は自分と違う裕人さんの匂いを感じながら眠りにつく。

私を守ってくれる匂い。

泣いている私を包んでくれる。



好きになっちゃったな。


後は信じて、迷わず、愛していくだけだ。

私に他の選択肢はない。と

そう思って、幸福な気持ちが胸に溢れた。
< 74 / 138 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop