君を縛る歌
第1章

出会い

波の音が聞こえる、息を吸うと潮の香りが鼻を通った


吸い込まれそうな青がずっと広がっていた


私は冷たい水に足を入れた


「おいで。」


安心する声に私は付いていく


「待ってよ!」


穏やかで、何もない真夏の日
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