君を縛る歌
次の日は早速授業が始まった


なれない時間割表をみつめ慌ただしく教室移動する


次は音楽だ


「あの、藤崎さん。」



誰だろうと振り向くと潮田くんがいた


「音楽室の場所分からないんだけど....一緒に行ってもいい?」



そっか。昨日来たばかりだもんね。


「おーい!!朱莉!!早く!」


「遅いぞ!放って行くからな!」



2人の声が聞こえる



「一緒に行こう!」


私が潮田くんに言うと


「ありがとう。」


と言ってくれた


その優しい顔に私はどこか懐かしさを感じた
< 10 / 17 >

この作品をシェア

pagetop