ずっと一緒だよ

翼は爆笑している。
それに比べ隼人はクールにしていた。何で隼人さん。
あなたはそんなにかっこいいんですか?
やっぱレギュラーは違うなとうなずきながら隼人を見ていた。

「陸はさ。彩夏さんのこと好きなの?」

髪をなびかせながら聞いてきた。
シャープもいい匂いですね。
てか隼人にほれてるし!…じゃないだろうが!またまた一人漫才を炸裂させた。

「いやいや、性格とかわかんないし、好きまでは」

隼人はニコッと笑顔でうなずいた。
そんなしょうもない会話をして帰宅。
お風呂に入ってサッパリしてベットに横たわる。
考えてるわけじゃない。
でも…なぜか頭の中は彩夏ちゃんのことを考えてしまう。

「俺は彩夏ちゃんが好きなのか?」

そう思いながら眠りについた。



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