どんとこい背後霊
告白
「…ま、こと…まこ…と…」
夢の中だ、多分…「あいつ」が、話しかけている
金縛りにあった兆候はない
もう、慣れっこになってしまったのか
「いっとーさい、今日はどうもありがと」
「うむ、危ういところであった…」
ああ、ときどき助けてくれるのはいいんだけど…
このヒト、背後霊なんだよね。
つまり…ずううっと、私の後ろにフワフワ浮かんでいる訳か。
あんまり恐怖感もないのが不思議。
でも…
聞くべきことは、やっぱり、聞いておいた方がいい
当分、こいつは私から離れないだろうから
「あのさ、いっとーさい…」
「何用ぞ」
「あなた…どうして私に取りついてるの?
どうして、私を助けてくれるの?
そもそも、あなた、誰なの?」
質問攻め。
夢の中だ、多分…「あいつ」が、話しかけている
金縛りにあった兆候はない
もう、慣れっこになってしまったのか
「いっとーさい、今日はどうもありがと」
「うむ、危ういところであった…」
ああ、ときどき助けてくれるのはいいんだけど…
このヒト、背後霊なんだよね。
つまり…ずううっと、私の後ろにフワフワ浮かんでいる訳か。
あんまり恐怖感もないのが不思議。
でも…
聞くべきことは、やっぱり、聞いておいた方がいい
当分、こいつは私から離れないだろうから
「あのさ、いっとーさい…」
「何用ぞ」
「あなた…どうして私に取りついてるの?
どうして、私を助けてくれるの?
そもそも、あなた、誰なの?」
質問攻め。