うぶな社長と妄想秘書
「お前、俺と…つ、付き合え…!」
突然社長にそう言われて、酔いが一気に冷める。
「えっ?」
「だから、俺と付き合えって言ってんだよ」
真っ赤な顔でそう言ってきた。
「ほんとに?じゃあ、もう妄想じゃなくて現実で出来るの?」
「あぁ…」
「やったぁ!!」
何を妄想していたのかは突っ込まれなかったけど、これからは…
「うふふ…」
「気持ちわりぃ…
何笑ってんだよ!」
「だって…社長…きゃぁぁ」
付き合っても、私の妄想は終わりそうにないです。
…end