私の髪(想い)をあなたに~ヘアドネーション~
あんなに嫌いだと思っていた自分の髪の毛。煩わしさしか感じなかったヘアアレンジ。

髪の毛を伸ばし、それに自分の手をかける事を、少なからず楽しいと思っている自分がいる。

ちゃんとした目標があるだけで、こんなにも変わるものだと思っていませんでした。

新たな発見でした。

私の場合、髪の毛を寄付するのに充分な長さになったと感じるまで、二年はかからなかったと思います。

私のうねうねくせっ毛は、何もしないと胸くらいまでの長さにしか見えません。

でも、あ~ら不思議!毛先を引っ張ると、腰に届くくらいまで伸びているのです。

どれだけ、うねうねしているんでしょうね。

私が住んでいる県内にも、ヘアドネーションに賛同しているサロンはありました。

ただ、私としてはいつもお世話になっているスタイリストさんにお願いしたかったので、予約の電話をかけた時にヘアドネーションの事を話しました。

快く引き受けてくださったので、安心して予約する事ができました。

ヘアドネーションの賛同店でも、協力の仕方は様々なようです。

NPO法人に髪の毛を送ってくれるところまでしていただけると確かに楽ですが、髪の毛を送る為の準備も、全然苦にはなりませんでした。


髪の毛を切る当日までに、NPO法人のサイトとか、ヘアドネーション経験者の方のアドバイスなどを、もう一度ネットで見ました。

当日、髪の毛を小分けにして切る為のゴム、NPO法人のサイトの髪の毛の切り方が記してあるページをプリントアウトした用紙を、サロンに持参しました。

髪の毛のセット剤をたくさん使っていたので、まずシャンプーからしてもらいました。

が、湿気のある髪の毛はカビが生えたりしやすいそうで、『必ず乾いた髪の毛を送ってください』と書いてありました。

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