似た者同士?の恋の行くえ
「まだシラをきりますか?」

「そう言われも。」

「じゃあさっき俺が手を出した時ちゅうちょしたのは、俺がゲイで女性恐怖症だと思ったからでしょ?」

「あれは、初めてだったからどうしていいかわからなくて。」

「そう逃げますか、仕方ないこれは俺だけの秘密にしたかったけど。」と辻本の首の後ろを触った。

「えっ何?顔が近いんだけど。」

「ここにキレイにホクロ2つ並んでいますよね、あの夜に会った女性にも同じところにホクロがあったんだ、ホクロなんてそう同じところにないよねそれも2つ並んで。」

「……。」

「もう観念してくれませんか?」

「はぁぁ〜降参です、あの夜古瀬くんと会ったのは私です。」

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