似た者同士?の恋の行くえ
帰り道ミニ 野嶋&堀田
「もう離してもらえませんか?辻本さん達が見えなくなったので。」と堀田は野嶋を睨む。

「いいじゃん、ちゃんと送って行くから、それとも二人で4次会する?」

「嫌です。それよりメモ返して下さい、辻本さん二次会誘ったんですから。」

「それは、ダーメあれは俺と古瀬がいたからなんとかなっただけ、なのでまだ返さない。」

「そんな〜」

「じゃあ次の課題。」

「えーー」

「来週の日曜辻本さんと動物園に行きたいから、つなぎとったら返してやる。」と手を上げてタクシーを停める。

「自分で誘えばいいんじゃないですか?」

一台タクシーが停まる。

「俺、こう見えても自信がないんだよなーだから頼むよ〜」と堀田の肩から手を離しタクシーに乗り込み堀田の手を引っ張った、勢いで堀田は野嶋の膝に倒れこむ。

「今度こそ本当ですね?」

「あー約束する。」

タクシーは二人を乗せて走りだした。
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