似た者同士?の恋の行くえ
パタパタパタパタ、カチャ、リビングのドアを開けパチッと電気をつける。

「きれいな部屋ですね。」

「ありがとう。」

淡いブルーで統一されていて対面式キッチンにカウンターが付いていて、壁にはテレビが備え付け、ガラステーブルに部屋に合わないカチッとした3人掛けのソファ、ガラステーブルをはさんでソファの反対側には体を乗せられるぐらい大きなビーズクッションがおいてある。

「とりあえず掛けて。」とソファを指差す。

「はい。」とドッカリ真ん中に座る。

辻本は冷蔵庫をあけ、ミネラルウオーターをとり古瀬に渡す。

「ありがとうございます。」

辻本は古瀬の横に座り、ミネラルウオーターの蓋をカチカチと回し開け一気に飲む。

「「フーゥ」」

「かさなったね〜」

「そうですね〜」と二人で顏を見合わせニッコリ。
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