似た者同士?の恋の行くえ
「……。」

「……。」二人とも無言でテーブルにペットボトルを置く。

「さっき本当にトイレから連れ出してよかったの?」

「はい、まだ二次会の途中で一応主役だったので助かりました。そう言えば罰ゲームの話してませんでしたね。」

「あ〜あれは嘘。」

「やっぱり、みんな反応がなかっただからね。じゃあなんでわかったんですか?」

「女子トイレにいたの。」

「へー女子トイレね〜って女子トイレ?」

「そう、出ようしたら二人で話始めて……。」

「最初から聞いてた?」

「まーね。」

「あちゃー」と古瀬は両手で顔を隠した。


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