似た者同士?の恋の行くえ
「なんか釈然としない。」ちょっとムスッとした顔で辻本を見る。

「そお?」を首をかしげるてニッコリ。

「なので。」

「なので?」

「もう一度します。」

「えー」と言った拍子に湯槽にザッブーンと落ちた。

「プッフゥァー」とお湯から顔を出し浴槽の縁に顎と両腕を伸ばして乗せる。

「大丈夫ですか?」とお湯に入ってくる。

「うん。」

「じゃ〜いただきます。」と辻本を抱きしめて首元にキスをする。

「ちょっと待って〜え〜いや〜ん〜」

甘いあえぎ声は今度は滝の音で消えてった。
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