運命の歯車
(しばらくして…...)

ゆう「あのさ」
と口を開き、足を止め
あたしを真剣な瞳で見る。

思わずドキッとする

ゆう「あの、俺・・・」

まな「え、なななにかな?」
(ドキドキドキドキ…)

ゆうの顔が少しずつ近付く

まな「え?ゆう?」
(ドキドキドキドキ…)
あたしの心臓が大きくなっていく


ゆう「………………………っ、」

まな「……」
心臓がうるさくて声が出ない

それよりもドキドキが止まらない


ゆうはずっとあたしの顔を
見つめたまま








すると、

ゆう「……んで、はぁー…」
とひと息ついた

まな「は?な、なななに?」

ゆう「俺なんでまなのこと好きになったのかな?まなのことで頭いっぱいなんだけど責任とってくれるか?」

まな「は?」

ゆう「俺まなと幼なじみでいるのもう嫌なんだけど」

まな「は?」

ゆう「は?じゃねえよ!まなが友達とつるんでる時もまなのこと頭から離れないし、まなが他の男としゃべってるの見るだけで嫌気がさすし」

まな「………。ま、またまたぁ~!ゆうは冗談が上手いんだからぁ~」
と笑いで返すと、眉間を寄せるゆう

まな「え?(汗」
ゆう「俺真剣なんだけど」
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