運命の歯車
女子「え?え?え?こっち来る」
女子「きゃあああ!!どうしよう」


と、彼が向かった先は…………



たお「おい」
なれなれしくあたしに話しかける

まだ初対面なのに

なんてなれなれしい人なのっ!


あたしは黙ったまま、
下を向き、なるべく目を合わせないように歩き始めた。

たお「おい!!」
またなれなれしく話しかける


まな「……………………」
立ち止まらず、黙々と歩き始める


たお「お前に話しかけてるんだけど?

と彼はあたしの前に現れ、
仕方なく立ち止まったものの、
目を下に向けた。



絶対目合わせないようにしなきゃ!



たお「………フッ、人気者の俺様が話しかけているのに無視かよ」
と投げやると、周りが騒ぎ始める


女子「やだ、何あの子」
女子「やだやだぁ~ 無視とかありえな~い!」
女子「だよね~」

と口々にクレームを投げかける
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