運命の歯車
ゆう「お前さ、まなのこと本気で言ったんじゃないんだろ?」

え?ゆう?

たお「………きだよ」
ゆう「は?」
たお「本気だよ」
ゆう「…………」
たおくんの真剣な表情に、
ゆうは黙り込む。

たお「お前もまなちゃんが好きなのか?」
ゆう「………っ、お前に関係ない」
とそっぽ向けた

たお「でもさ、お前とまなちゃん、幼なじみだろ?幼なじみだから好きなのは当たり前だよな」
ゆう「…………………」
たお「あ!わりぃ!じゃあ、まなちゃん、返事考えておいてな?」
まな「え?」

たおくんは、あたしとゆうを置いて、来た道に沿って、学校へと消えていった。
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