このリングを君に・・・。
今から2年前…中学2年の時
俺は付き合っていた彼女がいた。
「拓篤~♪一緒にご飯食べよ♪」
そう呼びにきたのが、昔の彼女。
椎名 一華だった。
一華は一つ上の学年で、俺を好きになってくれて
告白された。
俺は、付き合った事がなく
告白されたのも初めてだった。
だから、なにも考えず付き合った。
でも一華は違った。
一華には男友達だっていたし
付き合った事も初めてな訳ではなかった。
正直なんで俺?と思っていた。
でも一緒にいるうち俺は一華を好きになっていった。
俺にとって一華は、すべてが初めての相手だった。
付き合って4ヶ月位たったころ
今まで、一緒に帰ろうと来ていた一華が来なくなった。
ラインを送っても、既読スルー。
俺なんかしたか?と思っていたころ
光佑と璃子が、困った顔をしながら話しかけてきた。
「拓篤…あの女やめとけよ」
「は?なんで?」
「あたしたちさ、見ちゃったんだよね」
「なにを?」
「あの女、別の男いるぞ。昨日手繋いで歩いてた」
その話を聞いてから急いで一華の教室へ向かった。
「一華…。話あるんだけど…」
「教室に来るなんて珍しいね。でも今じゃなくて
放課後にしてくれる?」
「放課後一緒に帰れるのか?」
「今日はいいよ」
放課後になり一緒に帰りながら、話をした。
「昨日って誰といた?」
「え???」
「昨日」
「いきなりなんで?」
「俺のダチが見たって言ってたんだよな」
「なにをよ」
「他の男と手繋いで歩いてるところ」
「見間違いじゃない?」
すると「一華~」と男の声がした。
その声がすると一華はビクッとした。
「あの男知り合い?」
「一回話してきていい?そしたら全部話すから」
そう言い男の所へ走って行った。
待っている間、光佑にラインした。
〔昨日見たっての間違いじゃなかった〕
〔なんか聞いたか?〕
〔聞こうと思って、一緒に帰ってたんだけど
男が一華を引き留めてそいつと話してる。そいつと話してから、全部話すとさ〕
一華が戻ってきた。
「拓篤…。昨日わたしね、さっきの人と一緒にいた。
お友達が見たっての間違いじゃないんだ」
「で、誰?」
「元カレ。年上で今高校生だけど、わたしが初めて好きになった人。忘れられなかったんだけど、最近連絡きて…。ダメだって分かってたけど、断れなかった。拓篤の事も好きだよ?でも彼の方が好きなの」
「好きなのは分かったけど、浮気されるくらいなら振られた方が良かった。一華は分からないだろうけど、俺だって一華の事本気で好きだった。一華がその男のとこ行きたいなら、今日で別れよう」
すると泣き始めた。
でも俺はなにも出来なかった。
好きになっても傷付く。
あー。めんどくせー。
そのことがあってから、俺は彼女を作らなくなった。
俺は付き合っていた彼女がいた。
「拓篤~♪一緒にご飯食べよ♪」
そう呼びにきたのが、昔の彼女。
椎名 一華だった。
一華は一つ上の学年で、俺を好きになってくれて
告白された。
俺は、付き合った事がなく
告白されたのも初めてだった。
だから、なにも考えず付き合った。
でも一華は違った。
一華には男友達だっていたし
付き合った事も初めてな訳ではなかった。
正直なんで俺?と思っていた。
でも一緒にいるうち俺は一華を好きになっていった。
俺にとって一華は、すべてが初めての相手だった。
付き合って4ヶ月位たったころ
今まで、一緒に帰ろうと来ていた一華が来なくなった。
ラインを送っても、既読スルー。
俺なんかしたか?と思っていたころ
光佑と璃子が、困った顔をしながら話しかけてきた。
「拓篤…あの女やめとけよ」
「は?なんで?」
「あたしたちさ、見ちゃったんだよね」
「なにを?」
「あの女、別の男いるぞ。昨日手繋いで歩いてた」
その話を聞いてから急いで一華の教室へ向かった。
「一華…。話あるんだけど…」
「教室に来るなんて珍しいね。でも今じゃなくて
放課後にしてくれる?」
「放課後一緒に帰れるのか?」
「今日はいいよ」
放課後になり一緒に帰りながら、話をした。
「昨日って誰といた?」
「え???」
「昨日」
「いきなりなんで?」
「俺のダチが見たって言ってたんだよな」
「なにをよ」
「他の男と手繋いで歩いてるところ」
「見間違いじゃない?」
すると「一華~」と男の声がした。
その声がすると一華はビクッとした。
「あの男知り合い?」
「一回話してきていい?そしたら全部話すから」
そう言い男の所へ走って行った。
待っている間、光佑にラインした。
〔昨日見たっての間違いじゃなかった〕
〔なんか聞いたか?〕
〔聞こうと思って、一緒に帰ってたんだけど
男が一華を引き留めてそいつと話してる。そいつと話してから、全部話すとさ〕
一華が戻ってきた。
「拓篤…。昨日わたしね、さっきの人と一緒にいた。
お友達が見たっての間違いじゃないんだ」
「で、誰?」
「元カレ。年上で今高校生だけど、わたしが初めて好きになった人。忘れられなかったんだけど、最近連絡きて…。ダメだって分かってたけど、断れなかった。拓篤の事も好きだよ?でも彼の方が好きなの」
「好きなのは分かったけど、浮気されるくらいなら振られた方が良かった。一華は分からないだろうけど、俺だって一華の事本気で好きだった。一華がその男のとこ行きたいなら、今日で別れよう」
すると泣き始めた。
でも俺はなにも出来なかった。
好きになっても傷付く。
あー。めんどくせー。
そのことがあってから、俺は彼女を作らなくなった。