インタビューはくちづけの後で
瑞希さんも私も指輪をして仕事をしていたので、

社長にはすぐに婚姻届を提出した事がバレてしまったけど、

「別にいいだろ。いつしても」と瑞希さんは開き直ったらしい。

…これから結納のはずだったんだけどね…

まあ、両家の顔合わせも兼ねて食事をする事になった。っていう事だ。





私は瑞希さんの腕の中で安心して暮らし、

瑞希さんは私との生活を楽しんでくれているらしい。



「芽衣、愛してる。」

と今日も朝から深く唇を重ねてから、一緒に家を出る。


私の旦那様は

強引で、少しイジワルで

かなり溺愛なオトコらしい。

と私は嬉しくて、


あいかわらず、私の瞳を覗き込んでくる優しい切れ長の瞳に笑いかけてみた。


〜fin〜

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