改稿【桃・中編・画】文鳥は要りませんか?
そんな中
私達の議論はつづく。

神経質で勝ち気な文鳥達、しかも(ブリード歴の浅い、遺伝子が色素をつくりだす為、強い体力ではない)カラー文鳥が、刷り込みの無い家族でない他人に、見られる事に耐えられるのか?

と三竹

代わりに私は、育雛の出来ないリーマンやセイガクには「素晴らしい」発想。

人を怖がらない、しかも色んな色素の文鳥を、仕事や学業で「夢の同居生活」が出来ない私達の癒しの場となるのでは…


そんな事を話し合いながら、「ほっちょぅ」近辺、忙しい毎日に忙殺され、見知らぬ道を歩きながら、こんなに街の事、知らなかったなと

商店街が半分店じまいして寂しい感じや、それでもお客さんと談笑し、目玉商品の在庫が、完売予報で、うれしい悲鳴とか。
住宅街?に足をのばせば、そんな中カラフルな行列のできる店が有り、お客さんが楽しそうだとか

思う。

背が高く足の長い、コンパスの三竹と並んで、三竹より短足の私の歩幅にあわせて二人して歩く。


私達何に見えるかな?

「ともだち」「かぞく」「なかま」「どうりょう」「してい」

お付き合いしはじめの「カップル」

不謹慎だ私

三竹には妻子が居る。
< 57 / 78 >

この作品をシェア

pagetop