俺様社長の重大な秘密
2回ノックすると、中から声が聞こえてきた。
「…どうぞ」
「…失礼します」
帰ったはずの幸がまた社長室に戻ってきたため、楓はとても驚いた顔をした。
「…あの、西園さんに夕飯の買い出しを頼まれたんですが、家も近いし…それに、まだまだお仕事を頑張ってる社長に栄養のあるものをとお弁当を作ってきたのですが、食べませんか?」
「…わざわざ作ってきたのか?」
「…あ、やっぱり買ってきたものの方が良かったですか?」
真顔で言われてしまった為、幸はまずかったかなと慌ててそう言った。
「…あの、直ぐに買い直して「…いい!食べるから、そこに置け」
「…手作りなんて、嫌なんじゃ?」
「…誰が嫌だと言った?幸の手作りだ。食べたいに決まってるだろ」
何て言いながら、少し頬を染めた楓を見て、幸は微笑ましい気持ちになった。
「…どうぞ。置いておきますね。直ぐにお茶も淹れてきます」
そう言うと、そそくさと幸は給湯室に向かった。
西園にもお茶を置いた。
「…ありがとうございます。とっても美味しいですよ。誰かの手作りなんて、母以来なんで、嬉しいです」
「…え?!西園さん、素敵な人なのに、彼女いないんですか?」
「…はは、お恥ずかしい話、仕事が彼女です」
「…あらまぁ…でも、直ぐに見つかりますよ。西園さん、本当に素敵な人ですから」
「…ありがとう」
…なんだか、二人で和んでしまった。
「…どうぞ」
「…失礼します」
帰ったはずの幸がまた社長室に戻ってきたため、楓はとても驚いた顔をした。
「…あの、西園さんに夕飯の買い出しを頼まれたんですが、家も近いし…それに、まだまだお仕事を頑張ってる社長に栄養のあるものをとお弁当を作ってきたのですが、食べませんか?」
「…わざわざ作ってきたのか?」
「…あ、やっぱり買ってきたものの方が良かったですか?」
真顔で言われてしまった為、幸はまずかったかなと慌ててそう言った。
「…あの、直ぐに買い直して「…いい!食べるから、そこに置け」
「…手作りなんて、嫌なんじゃ?」
「…誰が嫌だと言った?幸の手作りだ。食べたいに決まってるだろ」
何て言いながら、少し頬を染めた楓を見て、幸は微笑ましい気持ちになった。
「…どうぞ。置いておきますね。直ぐにお茶も淹れてきます」
そう言うと、そそくさと幸は給湯室に向かった。
西園にもお茶を置いた。
「…ありがとうございます。とっても美味しいですよ。誰かの手作りなんて、母以来なんで、嬉しいです」
「…え?!西園さん、素敵な人なのに、彼女いないんですか?」
「…はは、お恥ずかしい話、仕事が彼女です」
「…あらまぁ…でも、直ぐに見つかりますよ。西園さん、本当に素敵な人ですから」
「…ありがとう」
…なんだか、二人で和んでしまった。