俺様社長の重大な秘密
「…それ、社長のお茶?」
「…ぇ、あ!すみません、持っていってきます」
西園に言われてハッとした幸は、急いで楓にお茶を持っていった。
「…お茶です、どうぞ…社長」
「…なんだ?」
「…お味はどうですか?」
恐る恐る聞いてみた幸。
…のに、楓は答えない。
ヤバいな、口に合わなかったんだ。
幸は落胆しつつ、謝った。
「…すみません、やっぱり買い直して来ます!」
「…旨い!」
大声で言われ、幸は驚いて停止する。
「…今なんて?」
「…旨いと言った。買い直して来る必要はない」
「…ほんと、ですか?」
「…あぁ、お世辞でそんなことは言わない。不味かったら不味いっていうから。幸の弁当旨いよ。旨い」
そう言って微笑まれて、幸は思わずキュンとしてしまった。
「…そ、そうですか?それは、良かったです」
顔を真っ赤にしてそう言った幸は恥ずかしくなって、楓から視線をそらした。
「…幸」
そんな幸に下の名前で呼んだ楓。
驚いて幸は顔をあげた。
「…また作って」
「…えっと、あの、何時でも」
「…幸」
「…な、なんですか?」
「…お礼させて」
「…え?…ぎ、ぎゃあぁぁぁぁ!」
「…何事ですか?!!…?!」
声に慌てて入ってきた西園は、又しても赤面する羽目に。
楓が、幸のおでこにキスしてたから。
「…ぇ、あ!すみません、持っていってきます」
西園に言われてハッとした幸は、急いで楓にお茶を持っていった。
「…お茶です、どうぞ…社長」
「…なんだ?」
「…お味はどうですか?」
恐る恐る聞いてみた幸。
…のに、楓は答えない。
ヤバいな、口に合わなかったんだ。
幸は落胆しつつ、謝った。
「…すみません、やっぱり買い直して来ます!」
「…旨い!」
大声で言われ、幸は驚いて停止する。
「…今なんて?」
「…旨いと言った。買い直して来る必要はない」
「…ほんと、ですか?」
「…あぁ、お世辞でそんなことは言わない。不味かったら不味いっていうから。幸の弁当旨いよ。旨い」
そう言って微笑まれて、幸は思わずキュンとしてしまった。
「…そ、そうですか?それは、良かったです」
顔を真っ赤にしてそう言った幸は恥ずかしくなって、楓から視線をそらした。
「…幸」
そんな幸に下の名前で呼んだ楓。
驚いて幸は顔をあげた。
「…また作って」
「…えっと、あの、何時でも」
「…幸」
「…な、なんですか?」
「…お礼させて」
「…え?…ぎ、ぎゃあぁぁぁぁ!」
「…何事ですか?!!…?!」
声に慌てて入ってきた西園は、又しても赤面する羽目に。
楓が、幸のおでこにキスしてたから。