かっこよくなって帰ってきた幼なじみに猛アタックされています。

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キーンコーンカーンコーン....


私が頭を悩ませながら家に帰る、6時間前。


朝8時のチャイムをききながら、私は自分の席で友達と話していた。



今日もいつもと変わらない平凡な一日を過ごすんだろーな...



そう思っていた。



「さて、みんなー、今日は新しい仲間を紹介するぞー」



『ええーーーっ！！ー！』


朝のHR、先生の予想外の発言に、皆が驚いた。


「絶対転校生じゃん！！」

「やばー」

「男？女？」


ざわつく皆をよそに、先生は転校生を呼びに廊下へと出ていった。


「ほんと、どんな人がくるんだろーね、風香！」


「うん！楽しみ！」




できればかっこいい人がいいな、なんて不純なことを考えていると、先生が教室に戻ってきて、言った。



「さあ、入ってきていいぞ」








そう言われ、教室へ入ってきたのはー