溺愛されて困ってます。
「芽衣ちゃん、ご飯いこ〜」
五月さんに、そう誘われて、行こうとすると、吐き気が襲ってきた。
「うっ…」
咄嗟に手で口を抑えて、トイレに駆け込む。
「おぇ…」
少ししてから、五月さんが追いかけてきた。
「大丈夫?」
そう言って、背中をさすってくれた。
「すいません…
最近、吐き気があるんです…。」
「芽衣ちゃん…、生理きてる?」
「それが、来てないんですよね〜」
まだ、クラクラするから、動けないまま、話している。