溺愛されて困ってます。


頭がふわふわする。


「はぁ…お前、のみすぎだ…」


社長がそう言って、私の頭の上にポンッと手を置いた。



「ふぇ!?しゃちょぉ?」



社長がなんか言ってるけど、分かんない。



「んん…しゃちょ…すき…」



「芽衣ちゃん?眠いの?」


「眠いの〜…」


明石社長が聞いてきたのが分かったので、そう答えた。



だけど、私はそのまま社長の肩に持たれるように眠りに落ちた。

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