溺愛されて困ってます。
目が覚めると、外はもう明るかった。
なんか、体が動かない…
後ろに顔を向けると、目の前に社長の顔があった。
「き、きゃぁぁぁ!」
「…っるせぇ…」
なんか、この展開、前にもあった気がする…
前と違うのは、ここがホテルっていうところと、着替えた覚えがないのに、バスローブを着ていることだった。
「なんで!?」
「うるせぇな…もう少し寝かせろ…」
社長はそう言って、私を腕の中に閉じ込めた。
の、のぼせる…!!
心臓ドキドキだし、やばいよ…!