溺愛されて困ってます。
「こんな夜中にどうやって帰るつもりだ。
俺は送れないぞ?それに、1人で夜道も歩かせないからな。」
「…うぅ…泊まらせてもらいます…」
どうしよう…
寝れる気がしない!
確かに、ここからの帰り道は分からないから、社長が送ってくれないなら帰れない。
「とりあえず、風呂入ってこい。」
そう言って、社長にタオルと着替えを渡された。
「さっき買ってきたやつだから…」
恥ずかしそうにそう言って、下着を私に押し付けてきた。
「あ、あ、ありがとうございます。」
社長が、女性の下着を買うところを想像しただけで、私も恥ずかしくなる。
私は逃げるようにお風呂場に向かった。