溺愛されて困ってます。
「ホントか?
嘘じゃないよな?」
社長はまだ疑ってるみたい。
「社長…。好きです。」
「…俺も好きだ。付き合ってくれるか?」
「…はぃ…」
私は恥ずかしくて、ベットから飛び起きて、社長にぎゅっと抱きついた。
「ちょっ!!お前!」
「お前じゃない…芽衣だもん…」
「…め、芽衣…」
社長に名前を呼ばれたことが嬉しくて、にやにやが止まらない。
「社長〜」
「俺も芽衣って呼ぶんだから、芽衣も俺のこと名前で呼べよ。」
「…し、し、しょ、翔也…くん…」
「まぁ、よく出来ました。」
翔也は、胸に顔を埋めたままの私をぎゅっと抱き寄せた。