溺愛されて困ってます。



私は車の中で、困っていた。



心臓はドキドキするし、話は出来ないし…



「し、社長…」



「芽衣…」



「は、はい!!」


「仕事じゃないのに、名前呼んでくれないのか?」



「あ…う…し、し、翔也…く…ん…」



「よく出来ました。」


社長はそう言って、嬉しそうに笑って、私の頭をクシャっとした。


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