【完】編集者は恋をして大丈夫ですか?
編集長の息子だし。

「失礼します」

「編集長お呼びでしょうか?」

「悠真久しぶりだな。そちらが工藤雪さんだね」

「は、はい!」

「編集長、用がないなら帰っていいでしょうか?」

桜川は不機嫌顔で編集長に問いかけた。

「そんなに慌てるな。実はな二人にある仕事を頼みたいんだ」

「仕事とは?」

「その仕事の内容は今言うつもりだったがその不機嫌顔の男が気に食わん。今度の編集部主催のパーティで言うことにしよう」



< 26 / 151 >

この作品をシェア

pagetop