【完】編集者は恋をして大丈夫ですか?
ピピピ... ピピピ...

「う〜ん。うるさい...」

スマホの画面を見た途端雪は青ざめた。何故なら時間はもう五時四十五分だったからである。

「あと十五分しかない...。とにかくタクシー捕まえて行くしかない...!」

雪は急いで支度をして家を出た。タクシーに乗って出版社へ向かった。

ついた!あとは走るのみ!

ドンッ!

「わっ!...いたた。あっ!ごめんなさい!!大丈夫ですか?」

「ああ。こちらこそすいません。よそ見してて」
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