《これ以上先は、まだ秘密。》


「なっ....なんだよっ。」

「目....閉じて?」

真剣な顔で遥斗は言う。
そして頬に伸ばされた手は
徐々に下へ、そして唇へ。

「っ!!!!」

「ほらっ....目。」

低い甘ったるい声で優しく言う。

「くそっ....イケメン女慣れがっ...」

私は遥斗に向かって言った。
遥斗はその言葉を聞いて驚いた顔を見せた。
でも一瞬で余裕のある顔に戻り
そして言った。






「あぁ、本当可愛いんだから。」
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