【短編】切恋
「………ぃ。おぃ。」
目を開けると自分の家のベットの上。
どうやら、心の背中の上が心地よくて眠ってしまっていたらしい。
「ほら、水持ってきたから……」
心の優しい心使い。
それですらキュンとなってしまう……。
「心……。よく家が分かったね?」
「えっ?…あぁ、だって香夜、寝言で教えてくれたし。」
うそっ!!
寝言って……………。
私、変なこと言ってないよね?
心の反応を見るからに、何もいってないみたいだけど………。