お散歩
付き合ってから数ヶ月たった

「蓮~!」

『どうしたの母さん』

「実は、いつになるかは分かんないけど、組同士の争いがあるの
だからね・・・ちょっとだけ手貸してほしいんだ?
遥海ちゃんのこともあるから、嫌なら断って?」

『相手は?』


「ざっと6900ってとこだな」

『父さん、おかえり』

「おう、ただいま」

「玲音おかえり」

チュッ

「ただいま」

俺が無性に遥海とキスしたくなるのはこの人のせいかもしれない・・・

「どぉ、かなぁ」

『・・・分かった、引き受ける』

「ありがとう!朔斗も来るたちも来るから、またいっしょに飲も!」

『母さん、俺未成年』

「あ、いけない
そうだった」

まぁ、母さんらしいな

こんときかな、俺が間違ったの・・・

俺が・・・遥海を傷つける事になるなんてな・・・
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