お散歩
 キーンコーンカーンコーン

 昼休み終わった

 翼まだかな

「蓮、あいつ等お前に会いたいからって明日にはこっち来るって」

『おう、さんきゅ』

 これでなんかあっても大丈夫かな


 ***翌日***

”きゃぁーー!!!

 なんで帝王がこの学校に!!!”

「相変わらず帝王の顔面偏差値たっけーな」

 バンッ

「蓮来たよ!」

『おー、久しぶり夏梅(なつめ)!
 っつかお前ら理事長室は行ってねぇのかよ』

「総長も夏梅達も蓮の方が先だ!って言って聞かないから先こっち来た」

「だってさ蓮君
 よくおもてになることで」

『翼、男の嫉妬は醜いぞ
 んで?肝心の総長はどうしたんだ?
 いつもなら涼浪(すずなみ)お前が連れてくるだろ』

「嫉妬じゃねぇ!
 からかってるだけだ!」

「蓮さんの方が一枚上手だったね、翼」

「うるせぇ!
 って秀人(しゅうと)じゃん」

「それなら後ろに」

「あぁァァァ、大貴(だいき)言っちゃだめじゃん!
 せっかく蓮の事驚かそうとしてたのに〜」

『千夜(ちよ)そこにいたんだ』

「うん!蓮の事、驚かすの失敗したけどあえて良かった〜!」

「分かったから、千夜は蓮から離れろ」

「え〜、いいじゃん久しぶりなんだから〜」

『千夜、俺もついてくから一緒に理事長室行くぞ』

「わーい!やったー!」
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