お散歩
「蓮!」
『涼浪、どうだ、情報は集まったか?』
「今、冬弥さんが調べてくれてる
ごめん、やっぱ俺なんの役にも」
『今はそんな事言ってる場合じゃねぇ、お前のいる場所、お前の信用してるやつが命張って守ってる場所を無くしたくねぇだろ?』
「あぁ、すまない」
『霧!』
「ほいほい」
『この間頼んでおいた資料はできたか』
「おう、ここにあるよ」
「これ何?」
『冬弥、なんか見つかったのか?』
「うん、見つかったよ
でもその前に蓮のやつ教えて」
『おう、これはこの前の風宮の資料だ
俺があいつの息子と殺りあった時俺は名乗らなかった。だから、風宮のやつらは俺が城島に関係してるなんてわかる訳がない。風宮の上に何かあると思って霧に頼んでおいた』
「あのぉ~、蓮さん?
僕ちんが一生懸命調べたこと全部先に調べないでくれるかなぁ・・・」
「どういう意味ですか、冬弥さん」
「俺が調べたこと全部、霧が調べたってこと
それを指示したのは紛れもなく神谷蓮っていう一人の男なんだよな・・・」
「ほんと、蓮ってすげーよな」
「霧さんと冬弥さんって蓮の事、何時もどんなふうに見てるんですか?」
「あ~、霧はどう見てる?」
「できの良い弟とか、できの良い親戚の子って感じかな
バスケとか誰かと喋ってたりするときは屈託のないただただ純粋な笑顔振り撒くくせに、自分が大切だと思ってる奴らに何かあると、俺達城島の人間でさえも怖くなるくらい蓮の感情が分からなくなる」
「確かに!それわかる!
俺は、そうだなー
なんかよく分かんねぇ奴!」
「はぁ?冬弥変なこと言うなよ」
「変かなぁ・・・
だって蓮ってすっげー頭良くて時々俺達が考えた事が失敗するって目に見えてるように、全く別の真逆の作戦出してくるし、人を動かすための状況判断力もすごいじゃん。
それなのに、ごく普通の高校男児だよ!
よく分かんなくね?」
「まぁ確かに、言われてみれば・・・」
「霧もそう思うだろ?
って言うか涼浪はどう思ってんだよ
さっきから難しい顔しやがって」
『涼浪、どうだ、情報は集まったか?』
「今、冬弥さんが調べてくれてる
ごめん、やっぱ俺なんの役にも」
『今はそんな事言ってる場合じゃねぇ、お前のいる場所、お前の信用してるやつが命張って守ってる場所を無くしたくねぇだろ?』
「あぁ、すまない」
『霧!』
「ほいほい」
『この間頼んでおいた資料はできたか』
「おう、ここにあるよ」
「これ何?」
『冬弥、なんか見つかったのか?』
「うん、見つかったよ
でもその前に蓮のやつ教えて」
『おう、これはこの前の風宮の資料だ
俺があいつの息子と殺りあった時俺は名乗らなかった。だから、風宮のやつらは俺が城島に関係してるなんてわかる訳がない。風宮の上に何かあると思って霧に頼んでおいた』
「あのぉ~、蓮さん?
僕ちんが一生懸命調べたこと全部先に調べないでくれるかなぁ・・・」
「どういう意味ですか、冬弥さん」
「俺が調べたこと全部、霧が調べたってこと
それを指示したのは紛れもなく神谷蓮っていう一人の男なんだよな・・・」
「ほんと、蓮ってすげーよな」
「霧さんと冬弥さんって蓮の事、何時もどんなふうに見てるんですか?」
「あ~、霧はどう見てる?」
「できの良い弟とか、できの良い親戚の子って感じかな
バスケとか誰かと喋ってたりするときは屈託のないただただ純粋な笑顔振り撒くくせに、自分が大切だと思ってる奴らに何かあると、俺達城島の人間でさえも怖くなるくらい蓮の感情が分からなくなる」
「確かに!それわかる!
俺は、そうだなー
なんかよく分かんねぇ奴!」
「はぁ?冬弥変なこと言うなよ」
「変かなぁ・・・
だって蓮ってすっげー頭良くて時々俺達が考えた事が失敗するって目に見えてるように、全く別の真逆の作戦出してくるし、人を動かすための状況判断力もすごいじゃん。
それなのに、ごく普通の高校男児だよ!
よく分かんなくね?」
「まぁ確かに、言われてみれば・・・」
「霧もそう思うだろ?
って言うか涼浪はどう思ってんだよ
さっきから難しい顔しやがって」