Loveless
「やるよ。」
余裕の笑みを浮かべて私の口内を唾液で満たす。
"飲め"と言われなくても飲んでしまう私は既に彼仕様に調教されているようだ。
口も喉も彼で埋め尽くされる。
視界も脳内もすべて。
キュッと奥を締め付ける。より彼と密着する。
さっきまで笑みを浮かべていた彼の顔は苦しそうに歪んだ。
私で感じている。ただそれが嬉しい。
「あんまっ…締めると…」
苦しそうに声を発し、私に覆いかぶさる。
彼の吐息が耳にあたる。
「熱い…っ。」
手持ち無沙汰の彼の手が私の頭を撫でる。
「ぁ…そこっ…」
「ここがいいの?」
彼は私のイイ所を集中的に突いてくる。