夜宙と星の交わりは...
「ねえ、あなた私のグループに入りません?」

は?
私は一瞬フリーズした。
いきなり何なんだ...
まだ話したこともないのに
そんなのありなのか?

「いきなりそんなこと言われてもな...」

私がそう言うと、隣にいた子が

「入っといた方がいいよ。この子は私たちのクラスで一番上のグループのリーダー。あの政治家『宮水 寮』の一人娘、『宮水 秋』逆らったら何されるか分からないよ。」

うーん。悩むな。
グループに入っても、私は
星って子と、仲良くするって使命があるんだしな...

ん?
というか、星って子はどこだ?

「それより 、星って子どこにいるか知らない? 南坂 星」

周りのみんなが凍りついた様な感じがしたけど、関係ない。

「そ、それなら さっきトイレに行きましたわよ。1人でお弁当でも食べてるんじゃないんですの?」

バカにしたような感じでいらってきて文句を言おうとしたけど、それじゃあ、私のメンツは丸崩れだ。

「ありがとう」

私はそう言って教室を出た。
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